機動戦士ガンダムに登場するジオン軍側キャラクターの紹介
大人になって色々気になって調べたら、実はガンダムというのはちゃんとした筋書きがあったことに驚きました。
テレビを観ただけじゃわからない情報も載せていますので、よろしかったらお読みください。
機動戦士ガンダムをみる上で、ジオン軍側の主要キャラクターについて紹介させていただきます。
シャア・アズナブル
シャアになる前
シャアという名前は、ジオン軍でのし上がるための偽名でありましたが、本名は、「キャスバル・レム・ダイクン」といい、ジオン・ズム・ダイクンの子供です。
そして父であるジオン・ズム・ダイクンが「デギン・ソド・ザビ」に暗殺されたことで、ダイクンの側近であったジンバラルとともに、ザビ家からの危険を回避するために妹のセイラである「アルティシア・ソム・ダイクン」とともに、一度は地球に行きました。
この時、キャスバルにジンバラルが与えてくれた名前は「エドワウ・マス」という名前です。
しかし、ザビ家に復讐すると心に決めたキャスバルは、「シャア・アズナブル」という偽名を使い再びジオン公国にもどることにしたのです。
赤い彗星の誕生
そこで、ガルマ・ザビと親交を深めるのですが、これもザビ家復讐のため。
宇宙世紀0077年、戦時特例法により首席で繰り上げ卒業しました。
卒業後は、教導機動大隊へ配属となります。
ここは、モビルスーツの運用目的の隊で、実験的な段階であったため成績優秀なものしか入れない隊でした。
宇宙世紀0079年1月3日、ジオン公国は地球連邦政府に対して宣戦布告しました。
同年1月15日 シャアはルウム戦役というサイド5のルウム近くで勃発した戦いで、赤く塗ったザクⅡC型を操り、連邦軍のマゼラン5隻を沈める活躍をしました。これは「シャアの五艘飛び」と呼ばれます。
この時から「赤い彗星」と呼ばれることになります。
その後の出世
このような活躍により2階級特進し少佐となります。
ドズル・ザビの乗艦だった軽巡洋艦「ファルメル」を専用艦として与えられ、指揮官としての才能も開花させていきました。
一度は、ガルマの死を救えなかったという責任で、左遷させられますがキシリアの信頼もあり大佐まで上りつめることとなりました。
デギン・ザビ
ジオン公国を建国
地球連邦政府と対等の交渉をするために軍事的な後ろ盾が必要とのことから、軍備増強に努めた。
高齢のため椅子に座っている姿が多い
ギレン・ザビ
総帥・大将
軍の最高指揮官
人口の増加をコントロールし、人としての優性種だけを育てることを信条としていた。
戦争後は、ギレンの独裁国家を構築することを目論んでおり、デギン・ザビが連邦軍との和解交渉に行ったことを知り、ソーラーレイで連邦軍の戦力もろとも焼き飛ばした。
キシリア・ザビ
突撃機動軍司令・少将
フラナガン機関をサイド6に作り、同時に複数の武器を操るサイコミュの開発をさせる。
ア・バオア・クーが陥落しそうになり、決戦の地をグラナダに移そうとザンジバルに乗り込んだがシャアのバズーカで撃たれ即死
ドズル・ザビ
宇宙攻撃軍司令・中将
ドズルの母親のナリス・ザビはガルマを生んでまもなく死亡してしまったという悲劇があったが、母親の面影があるガルマをかわいがっていた。
2m超の身長と顔とは似つかわずに戦略化。
ソロモンが陥落するとなった際には、あらかじめ部下たちを避難させ自分が率先して突撃していったりということができる男。
ガルマ・ザビ
突撃機動軍・大佐
地球方面軍司令
キシリアの突撃機動軍に属していた。
ジオン公国では、アイドル的存在。
イセリナと恋仲であったが、シャアの策略によりホワイトベースに撃墜された。
イセリナ・エッシェンバッハ
ニューヤーク市前市町の娘
ガルマの恋人
北米ニューヤーク市では、頻繁に占領軍のジオン軍士官と市民の間でパーティーが開かれていた。
そんな縁で、前市町の娘であるイセリナは、ガルマと出会うことになった。
しかし、前市長エッシェンバッハは、連邦政府側の人間だったため二人の交際を認めなかった。
そのような状況で、ガルマの訃報を聞いたイセリナは、ガルマの副官であったダロタ中尉を焚き付け、ガルマの仇討ち部隊を編成し、3機のガウでホワイトベースに攻撃をしかけた(シャアも加勢はしていたがドズルへのパフォーマンス)。
しかし、ガンダム、ガンキャノンの前に敗れ去り、「ガルマ様の敵」という言葉とともに、ガウから落ち死亡した。
ガイア・オルテガ・マッシュ
キシリア直属の突撃機動軍第7師団所属
レビル将軍の乗る戦艦「アナンケ」を撃沈させ、レビル将軍を捕まえた。
オデッサの時はドムに乗っていたが、その前は、ザクに乗り機体をモスグリーンではなく黒に塗装した「黒い三連星」だった。
シャリアブル
シャリアブルの登場期間は長くないのですが、シャリアブルが以前ついていた任務が重要なのでご紹介します。
ヘリウム3
モビルスーツの動力源である熱核反応(融合)炉を動かくためには、重水素とヘリウム3が必要となってきますが、このヘリウム3は、地球上にほとんどないため木星まで採取しに行かないとなりません。
そのため木星エネルギー船団を定期的に送っていましたが、この船団は連邦軍が管理していたため、1年戦争となったためジオン軍への輸出を規制することとなりました。
ジオン軍独自船団を結成
ジオン軍としては自分たちで船団を作り、木星まで採掘しに行く必要がました。
この時に、ジオン軍の船団長を務めたのが、シャリアブルでした。
当時の技術を持ってしても地球圏と木星との間を往復するには、数年かかるという長旅。
よって、この閉鎖的な空間である船団をまとめていくことは、非常に忍耐強く大変な仕事だったため、この任務をこなした木星帰りのパイロットの多くは出世していったようです。